
お子様の遊び場から来客時の客室まで、幅広い用途で使っていた「和室」。
気軽にくつろげる部屋ではありますが「ライフスタイルの変化で使わなくなってきた」「物置になってしまっている」という方もいらっしゃいますよね。
リビング横や南側の部屋などに和室がある場合は特に、過ごしやすい場所がデッドスペースとなってしまうため「もったいない間取りになっている」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「和室を隣のリビングや洋室と一体化するリフォーム」と「和室を洋室にするリフォーム」そして「和室からガレージへのリフォーム」をご紹介いたします。

まずご紹介するのは、間取りを変更する「和室と隣のリビングや洋室を一体化するリフォーム」です。
リビングの横などに和室スペースがあるケースでは、3~4.5畳のコンパクトな和室もよく見られます。
普段の暮らしの中心であるリビングや、いつも使う洋室の横がデッドスペースとなっているともったいなく感じてしまい「隣のリビングを広げればよかった」と後悔する声も。
和室をなくして間取りを変更するリフォームを行えば、隣の部屋を広げてゆったり使うこともできます。
家族の集まるリビングなどを、もっとくつろげる部屋に。
和室を使わなくなった際には、隣のリビングや洋室と一体化させるリフォームも、あわせてご検討ください。

次は「和室を洋室にするリフォーム」も見ていきましょう。
今の間取りを活かして洋室へ変更するリフォームをすると、使いやすい部屋を増やすことができます。
用途によって部分的にリフォームすることもできますので、主なリフォーム箇所の例を見てみましょう。
和室の畳は畳表を裏返して再利用する「裏返し」や畳表と畳縁を新しく付け替える「表替え」、そして「新調」と定期的なメンテナンスが必要で、ダニが発生しないようにするためにも定期的なお手入れが重要……分かってはいても、段々とこまめなメンテナンスが難しくなってきて、いつしか日焼けした畳がそのままの状態になっているケースもありますよね。

そんな時は和室をフローリングにリフォームするとお手入れがしやすく、ダニの温床になることを防ぎやすくなります。
また、フローリングは床暖房の設置もできるため、足元から体を温めることができ、昔から集中力保持や自律神経を整える効果があると言われている「頭寒足熱」の環境をつくることも。ムラなくじんわりと暖められるので、エアコンの風が苦手な方にもおすすめです。
他にもクッション性があるクッションフロアや滑りにくいフローリングなど、暮らしやすさを高める機能があるフローリングもありますので、ライフスタイルにあわせてお選びいただけます。
和室の収納といえば押入れですが、奥行きがあり、収納として使いきれていない方も多いのではないでしょうか。
スペースを有効活用するためには、押入れをクローゼットへリフォームすることがおすすめです。
引き出し式の衣装ケースなども設置しやすくなり、カスタマイズして無駄なく収納できる他、コートなどの丈の長い衣類も保管しやすくなり、普段使いしやすい収納にできます。

「取り出しやすくしまいやすい」仕組みづくりは普段の暮らしやすさに直結する部分です。他にも収納棚の増設などを和室リフォームとあわせて行うこともおすすめです。
襖はデザイン性が高い美しい建具ですが、古くから使っている和室では隙間風が入って断熱性や遮音性に欠ける場合もありますよね。
ドアに変更することで改善する場合がありますので、普段の暮らしで空調の効きづらさなどを感じている場合にはドアへの変更も検討してみてはいかがでしょうか。
さらに、お部屋の熱流出は窓からが最も多いと言われているため、あわせて窓の断熱リフォームもおすすめです。窓リフォームは近年補助金が用意されていることも多いため、お得にリフォームしやすくなっています。この機会に一度お問い合わせください。
和室は「塗り壁」や「目透かし天井」など、特徴的なつくりになっていることも多いですが「塗り壁は粉が落ちて見た目が悪くなった」「天井は雨漏りでシミになっている」など、心当たりがある方もいらっしゃるかもしれません。

壁や天井を洋風にリフォームすると、面積の広い部分に変化が出てお部屋の雰囲気を一新できます。
雨漏りがある場合には外壁や屋根などにある小さなひび割れや、塗装の劣化が原因になっている場合が多いのですが、雨水で木材が腐朽すると大規模なリフォームが必要になることもあるため、至急再塗装やメンテナンスをすることが重要です。
外壁や屋根についても承っておりますので、こちらもお気軽にご相談ください。
最後は和室からガレージへのリフォームです。
以前は秘密基地のような趣味空間としてのイメージが強かったガレージですが、近年は盗難対策として、バイクや自転車、アウトドアの道具などを保管する実用的な需要で再び注目されています。

1階に6畳ほどの空間があれば、バイクや自転車、アウトドア用品の保管にピッタリのシャッター付ガレージへのリフォームも。
盗まれてしまうと戻ってくる確立は低いため、間取りによってはこちらもおすすめのリフォームです。
和室のガレージリフォームは下記の記事でもご紹介しております。
コンパクトなバイクガレージハウスへリフォーム
中古住宅のリノベーション・リフォーム~理想の家を目指して~
その他にも、和室を活用してライフスタイルにあわせた空間にするには、ご家庭や用途によって様々なリフォームが考えられます。
東郊建設では、暮らしに合わせた注文住宅、リノベーション・リフォームのご提案もいたしております。
また不動産の売却や土地活用でお悩みの方には、無料査定や土地の有効活用もサポートいたしますので、ガレージハウス、注文住宅、リノベーション&リフォーム、そして土地活用のご相談は、東郊建設へお気軽にご相談ください。